圧倒的な湯量
自然湧出量は日本一。
この豊富な湯の産みの親は標高2,160mの草津白根山です。
質も量もどちらも誇り。それが草津温泉です。
質に負けない、量がある
草津温泉は、毎分32,300リットル以上、ドラム缶にして1日に約23万本分もの温泉が湧き出ています。街のそこかしこで上がる湯けむりが、旅の雰囲気をいっそう盛り上げてくれるはず。
草津の多くの旅館・ホテル・温泉施設で「源泉かけ流し」を楽しむことができます。
浴場の数だけ風情がある
湯量が豊富な草津には、絶景&開放感が魅力の「西の河原露天風呂」、合わせ湯という温度差のある風呂が楽しめる「大滝乃湯」、昔の湯治文化の趣が漂う「御座之湯」など、情緒豊かな温泉施設があります。
個性は違っても、自然の恵みとやすらぎは、温泉と同じくどこに行ってもあふれています。
温泉の流れる川「湯川」
草津には主な源泉が6つありますが、その他にも数え切れないほどの源泉があります。
なかでもユニークなのは、川沿いから温泉が湧き出す一級河川「湯川」。
草津の湯の泉質でもある酸性の水が、うっすらと湯けむりを上げて町を流れています。
「草津には真水より温泉の方が多い」と言われるのもうなずけます。
自噴湧出量が多い温泉地ランキングTOP5
- 1位 草津温泉(群馬)
- 2位 別府温泉(大分)
- 3位 奥飛騨温泉(岐阜)
- 4位 石和・春日居(山梨)
- 5位 那須温泉郷(栃木)
出典:「温泉統計ベスト10」(『温泉』通巻795号、一般財団法人日本温泉協会、1995年)
湧出量(ゆうしゅつりょう)とは、温泉が単位時間あたりに出る量であり、多ければ多いほど湯量が豊富なことになります。
少ないところでは毎分数リットル、多いところでは草津温泉の毎分32,300リットルなど、温泉地の地形、源泉数、源泉の形式などによって大きく左右されます。
主な源泉と1分あたりの湧出量
源泉名 | 温度 | pH | 湧出量 (リットル/分) |
---|---|---|---|
湯畑 | 52.7 | 2.1 | 4,040 |
白旗 | 52.2 | 2.1 | 659 |
西の河原 | 44.9 | 2.1 | 1,073 |
地蔵 | 49.9 | 2.2 | 252 |
煮川 | 48.5 | 2.1 | 817 |
万代 | 94.5 | 1.6 | 6,200 |
その他源泉 | - | - | 18,961 |
合計 | 32,300 |
※1日当り約4,600万リットル(ドラム缶約23万本分)出典:草津町勢要覧2018